2013年1月23日

アカシデ

木の種類:落葉 高木
特徴:シンボルツリー

(写真)アカシデ 樹形

カバノキ科クマシデ属の落葉高木、アカシデです。
別名「ソロノキ」とも呼ばれています。
しいたけを栽培するためのほだ木としても
利用されています。
植付の時期は12月~3月が適期です。

 

(写真)アカシデ 花
鋸歯状の葉をしていますが、葉が柔らかく、
樹皮もなめらかで色も灰白色。樹形が繊細で優しい
印象です。
新芽が赤くなり、また紅葉するときも葉が赤くなる
ため、「アカシデ」と呼ばれているようです。

 

(写真)アカシデ 花
花期は4~5月。
この垂れ下がっているのが「花」です。
前回ご紹介したソヨゴとは違い、オス株とメス株が
一緒になっています。
ですが、この垂れ下がる花序もオスとメスで
形が違うため、「色」、「形」、また「色の移り
変わり」を季節ごとに楽しんでいただけます。
そしてまたこの花。
日が経つにつれてどんどん赤くなっていきます。

アカシデは元来山の木。
花序越しに外を見ると何となく懐かしい風情があります。
田舎にあった木をお庭に植えて、生まれ育った
場所の景色の一部をお住まいに取り入れて
みてはいかがでしょうか。

 

植木のことは神奈川県の植木屋 蛭田造園へご相談ください。

 

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